産後の不調の代表と言ってもいいのが「肩こり」ですが、それと同じくらい産後のママさんが悩まれている症状が子供の抱っこによる「首こり」・「首の痛み」です。
産後は特に長時間の抱っこ、頻回な授乳で下を向くことが多く、首や肩に負担がかかります。
ですが、授乳の時や自分の腕の中で安心して眠っている赤ちゃんの顔を見るととても幸せな気持ちになり、癒されますよね。
今回は抱っこ疲れによる首の痛みの改善策をご紹介したいと思います。首の痛みや疲れは首や肩周りの筋肉を意識して動かし、血流をよくすることで改善が望めます。是非、やってみましょう!
首の後ろのストレッチ
① 両手を頭の後ろで組みましょう。
② 頭を組んだ両手でゆっくりと斜め下方向に圧を加えましょう。
(※首筋がストレッチされているのを感じられているかチェックしながら行いましょう。)
③ 30秒ほどゆっくりとストレッチしていきます。
④ ゆっくりと圧を抜き元に戻っていきます。
首の後ろと肩甲骨のストレッチ
① 両手を頭の後ろで組みましょう。
② 胸を張るイメージで左右の肩甲骨を寄せましょう。(※両肘を遠くに持っていくイメージで行うとやりやすいです。)
③ ②の状態でゆっくり頭を後ろに引いていきます。
(※首の後ろがストレッチされているのを感じられているかチェックしながら行いましょう。)
④30秒ほどゆっくりとストレッチしていきます。
⑤ゆっくりと圧を抜き元に戻っていきます
首の横のストレッチ
① 右手で左側の頭を触ります。
② 右手でゆっくりと真横(右側)に頭を倒していきます。
(※左腕はお体の横にまっすぐ伸ばしておきましょう。)
(※首の横がストレッチされているのを感じられているかチェックしながら行いましょう。)
③ 30秒ほどゆっくりとストレッチしていきます。
④ ゆっくりと圧を抜き元に戻っていきます。
⑤ 反対側も同様に行いましょう。
今回は特に首周りのストレッチをお伝えいたしました。
お子さんはママさん・パパさんの笑顔を見ると安心します(^ ^)日々のちょっとしたケアで痛くて動けないや辛いを避けられるようになります。簡単なストレッチですので、授乳や赤ちゃんのお世話の後やたくさん抱っこして疲れたなという時にぜひやってみてください。また、施術ではお一人お一人のお体をしっかりとみて、矯正等も行いながら根本的な改善を行っております。「首こり」・「首の痛み」は頭痛やめまいを引き起こす可能性もありますので、放っておくのは危険です。慢性的なお疲れや首の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。