程度の差はあれど、産後だけではなくずっと付きまとう「肩こり、頚こり、背中のこり」。その中でも今回は「産後の背中のこり」についてお話していきます。
産後の背中のこりの原因とは?
今までお仕事をされてきたママさんは背中のこりの原因はほとんどが「仕事」となりますが、産後のママさんの背中のこりの原因とは一体なんでしょう…?
当てはまるものはありませんか?!
チェックしてみましょう!
□横座りで授乳していませんか?
□腰骨に赤ちゃんを乗せて抱っこしていませんか?
□腰だけ屈めて赤ちゃんを抱き上げていませんか?
ドキッとしたママさん!それが産後骨盤を歪めて背中に負担がかかってこりの原因になっているんですよー!
妊娠中の姿勢を思い出してみてください…
お腹が前に突き出ると腰が反り、背中が伸ばされ動きの制限が出てきます。産後も妊娠中の姿勢が改善されずに残っているとより不調が出やすく取れにくくなるのです。
産後の背中のコリを放っておくとどうなるの?
ママさんたちは赤ちゃんのお世話を優先して自分のことは後回し、なんてこともしょっちゅう。抱っこしてあげなくちゃ、でも背中のこり辛い、でもまた泣きだした…抱っこ…など、自分の中でも矛盾が生じてしてしまいます。その状態で抱っこをすると肩背中に余計な力が入り、姿勢が悪くなってしまいます。
それが続くことで普段の生活でも負担がかかりやすくなり、更なるこりや痛みの発生の原因にもなったりします。
産後の背中のコリを改善するセルフケアの紹介
背中のこりは肩甲骨がかたまることで起こりやすくなります。かたまった筋肉をほぐし血流を良くし、老廃物を流してあげると背中がスッキリしますよ。方法としては肘を曲げたまま肩を回してください。え?それくらいやっているけどあんまり効果がないって?そんな時は!この方法を試してみてください♪
<ワンポイントアドバイス>
・肘で大きな円を描くように
・特に後ろ側に回すこと
・左右の肩甲骨を寄せること
上記の3つを意識して回してみてください。
どうですか?肩甲骨がゴリゴリ動いていますよね?これくらい大きく回さないと意味ないのです。回数は特に気にせずスッキリするくらい行ってください。身体も温まります。
産後の不調はプロに相談してね
今まで病気も怪我もなく健康だけが取り柄(?)だった人でも産後の不調は起こります。それは年齢のせいではなく、例え若くてもです。今まで元気だったから大丈夫、若いから大丈夫と過信せずに、自分の身体に気を配ってセルフケアをするのがいいでしょう。それでも不調が続くようであれば我々プロにお任せください。