産後の腰痛が辛いときの寝方

産後のママさんのお悩みで一番多い症状は「腰痛」です。「産後の腰痛」は骨盤の歪み、分娩時のダメージ、育児によるお体の使い方から影響を受けたり、ホルモンバランスの崩れによって引き起こされたりと原因は様々です。今回は腰痛がある時のお体に負担が少なくなる寝方についてご紹介します。

 

腰痛がある時の寝方について

腰に負担が少ない、仰向けがオススメです。産後すぐは特に骨盤が前傾していることにより、反り腰になっていることが多いです。
(仰向けで寝た時に①の辺りに空間ができている場合は反り腰になっています。)

腰の辺りにある空間にタオルを入れると楽に感じると思います。タオルは、腰にできた空間に応じてバスタオルやフェイスタオエルなどを折って調整しましょう。

産後の腰痛が辛いときの寝方

① の辺りにタオルを入れても楽に感じない場合は、お膝の下(②の辺り)にタオルを丸めて入れてみましょう。クッションでもO Kです。

産後の腰痛が辛いときの寝方

その他に、恥骨痛や骨盤に痛みがある時の寝方、産後にオススメの寝方、避けた方が良い寝方についてもご紹介します。

 

 

恥骨痛がある時の寝方について

恥骨痛がある時は仰向けで寝てしまうと子宮が腰回りの血管を圧迫して、血流を悪くしてしまい痛みが増してしまうことがあるため、横向きがオススメです。仰向けは避けましょう。

産後の腰痛が辛いときの寝方

 

 

 

骨盤に痛みがある時の寝方について

骨盤周りに痛みがある時は仰向けがオススメです。仰向けは歪みを作りにくい姿勢ですので、産後に特にオススメの寝方です。足をまっすぐに伸ばすのが辛い時は、首(①)や膝の下(②)にタオルやクッションを入れましょう。

産後の腰痛が辛いときの寝方

 

 

 

産後にオススメの寝方

産後にオススメの寝方は仰向けです。産後の体に負担をかけずに腰への負担も少なく、回復も早められるためにオススメです。

 

 

やってはいけない寝方について

うつ伏せで寝ると腰に負担がかかり、腰痛を悪化させる原因となりますので、なるべく避けましょう。また、乳房や回復途中の下腹部にも負担がかかります。

産後の腰痛が辛いときの寝方

 

 

妊娠中はお腹に赤ちゃんがいたこともあり、寝方に制限がありストレスを感じていた方も多かったと思います。出産後やっと好きな寝方ができると嬉しく感じると思いますが、産後にオススメの寝方、産後に避けた方がよい寝方、その他不調がある時にオススメの寝方がありますので、気をつけてみてください。また、産後の腰痛や不調は動けるからと後回しにしているとぎっくり腰を引き起こしてしまったり、慢性的な症状になってしまいます。弊社では、国家資格を持った産後のプロがご不調の根本的な解決のお手伝いをしております。妊娠中・産後の腰痛、その他ご不調でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。