赤ちゃんの抱っこで肩が上がらない原因とお勧めのストレッチ

「赤ちゃんを抱っこしていると肩が痛く腕にも力が入らない」「抱っこヒモを使うと、肩が痛くなり腕がしびれてくる」このようなお悩み多く聞きます。
赤ちゃんの抱っこで肩が上がらない原因とお勧めのストレッチ

出産後のママさんたちを悩ませるのは、育児中は避けることができない「毎日の赤ちゃん抱っこによる負担」です。抱っこの負担に肩が耐えられず、ある日突然、今まで感じたことのない痛みを感じることがあります。慣れない育児によるストレス、不規則な睡眠、出産時に残ったダメージなどが元となり「抱っこによる肩の痛み」としてあらわれているのです。

(例)
・首から肩が痛い
・首を支えているのがつらい
・両腕がしびれた様な感じになる

また、 抱っこによる負担は、その他にも「抱っこによる首痛」、「抱っこによる腰痛」としてあらわれることもあります。

 

肩が上がらない原因とは?

赤ちゃんの抱っこで肩が上がらない原因とお勧めのストレッチ

・不慣れな抱き方
・片手抱っこ
・手首の腱鞘炎

などの他に疲れや睡眠不足も大きな原因です。

赤ちゃん、特に新生児期は毎日7~8回授乳が必要ですので、毎日2~3時間おきの授乳になります。育児に慣れないママさんたちは、朝から晩まで赤ちゃんに付きっきりの状態です。赤ちゃんのお世話は深夜でも待ったなし!睡眠も不規則でぐっすりと眠れない日々が続くため、疲れが蓄積されている感じ・疲れが取れない感じがすることでしょう。そして、母乳を飲みたくてもうまく飲めない赤ちゃんもいます。そんな赤ちゃんにママさんたちは必死で母乳を飲ませようと、どんどん前かがみになり、アンバランスな体勢で授乳したりする傾向にあります。無理な姿勢を1日中しているので、当然肩こりの原因となっているのです。また、出産後はホルモンのバランスもあり骨盤が歪みますが、その歪みを放置しておく事で慢性的な肩こりに変わり肩が上がらなくなることがあります。

 

「肩上がらない」を放っておくとどうなる?

ママさんは赤ちゃんのことが最優先で、自分の症状は後回しにしがちです。でも、放っておくと痛みだけでなく可動域が狭まったり、様々な弊害がでてくる可能性があります。

産後、肩こりを放置して悪化すると以下のような症状のお悩みが聞かれます。

・手のしびれ
・手に力が入らない
・手が上がらない
・頭痛
・めまい
・吐き気

 

肩が上がらないときの改善方法とは

自分の時間がなかなか作れないことが多く、症状を放置しがちですが、辛い時は早めに対処しましょう。忙しいママさんでも1分ほどでできる簡単に首肩をほぐせるストレッチをご紹介します。

首肩まわりのストレッチ

1.頭をすこし左に傾け、左手で右の頭を持ちます。

2.左手で持った右の頭を左斜め前にゆっくり倒します。
3.右を伸ばしたら、手を入れ替えて左も同様に行います。10秒ほど気持ちよく伸ばし、3回繰り返します。

 ※勢いよく強くするとかえって痛めてしまいますので、反動をつけずにゆっくり気持ちがいい程度に行ってください。

 

まとめ

出産により、骨盤の開きが原因で骨盤に歪みが生じ、それが原因で、腰痛だけでなく首や肩・背中などにも痛みが出る事があります。骨盤の歪みを放置しておく事で慢性的な肩こりに変わっていくケースもあるため、早めに対処することが大切です。産後の肩こりで肩が上がらないとお悩みの場合は、是非私達にご相談ください。