育児の肩関節周囲炎(四十肩)の原因と改善方法とは

肩関節周囲炎(四十肩)とは?

「肩関節周囲炎」またの名を凍結肩、皆さんがよく耳にする言葉で言うと「四十肩、五十肩」というものになります。夜中に疼く様に痛かったり、可動域の制限(動かしづらい)が起こる症状です。髪の毛が結びづらい、抱っこ紐のバックルを留めるのが辛いや洋服が着替えづらい等心当たりがあるママさんもいるのではないでしょうか?50代60代に起きる肩関節周囲炎の「五十肩」は老化、いわゆる経年劣化で起こりますが、産後のママさんたちにも多い症状です。

産後ママさんたちの「肩関節周囲炎」その原因とは…?

「周囲炎」とあるように肩が炎症を起こして痛みが発生します。炎症が起きるほど使っている理由とは?もうすでにお分かりかと思いますが、赤ちゃんのお世話ですよね。一日に何回もする抱っこや、添い寝をしながらの授乳など、身体に負担がかかる体勢が何度も、何日も続きます。

自然に治るって聞くけど?

「放っておけばそのうちに治る」「動かした方が良いって聞いた」など、治し方について色々耳にしたことがあると思います。ママさんたちは赤ちゃんのお世話を優先して自分のことは後回し、なんてこともしょっちゅう。しかし、痛みが引いても可動域制限が残ることがほとんどです。可動域制限があると日常生活に支障をきたし普段の生活でも負担がかかりやすくなります。別の痛みの発生の原因になったりもします。肩関節周囲炎には<炎症期>、<拘縮期>、<回復期>と3つの時期があり、それぞれの時期で対処法や治療法が異なります。自己判断で治療や施術を行うとかえって症状が悪化してしまう恐れがあります。

 

セルフケア方法とは?

<炎症期>いわゆる痛みの強い時期は動かさずに安静にするのが一番です。痛みが段々と引いて来たら今度は可動域(動かせる範囲)を広げることに移っていきます。方法としては、以下の通りとなっています。

自分で出来る改善方法

① 仰向けで寝て可動域制限(動かしにくい)のある方の腕を背中側に入れます。
② その腕を肩甲骨の方へ、ちょっと痛いかなくらいのところまで触ってみましょう。
③ ②を10秒キープします。
④ 次に、もう少しだけ手を上へ動かして同じ様にしてみましょう。

あまり無理をしないように、これを5回ほど繰り返しましょう。

まとめ

「病院に行ったけど、湿布だけもらってきた」「動かしてと言われたがどうすればいいのかよくわからない」など”ハテナ”が沢山あり不安だと思います。
そんな時は産後のプロにおまかせください。弊社では、国家資格を持った産後のプロがご不調の根本的な解決をお手伝いをしております。骨盤周りはもちろん、妊娠・産後に伴い起きた症状に精通しております。妊娠中・産後の不調は産後にしっかり改善しましょう!また、骨盤を整えるとその他の産後の不調の改善が望めます。ぜひ一度ご相談ください。