無事に出産を終えて幸福でいっぱいのはずなのに、なぜかイライラ。産後はホルモンバランスの乱れだけでなく、環境の変化、寝不足が続きストレスが溜まり精神が不安定になり攻撃的になったり、警戒心が強くなる症状が起こることもあります。
また、赤ちゃんが他の人に抱っこされているのを見ると嫌な気持ちになることもあります。これを「ガルガル期」とも言います。産後のイライラ、「ガルガル期」を経験したママさんのお声です。
<ガルガル期とは?>
ガルガル期とは産褥期の産後6〜8週間のホルモンバランスの変化によって精神的に不安定な状態になることで、警戒心が強くなったり、攻撃的になったりイライラ、カリカリしてしまう状態のことを言います。産後ママさんの3〜4割の方が経験されているそうです。些細なことでイライラしてしまったりするので、一番身近な旦那さんにあたってしまうことが多いようです。また、警戒心が強くなることから、他人に赤ちゃんに触れられることを不快に思うこともあるようです。
ガルガル期はいつまで続くのでしょうか?
個人差があるようですが、産後のすぐから始まり産後1ヶ月を迎える頃までには治ることが多いようです。ですが、中には産後数ヶ月してから始まったり、終わりの時期の幅もあり10年以上続いているという人もいるようです。「時間が解決してくれる」と考えていると長期にわたって悩むことになるかもしれません。イライラの原因を解消するなど対処法を試してみるのがオススメです。
<産後のイライラ、ガルガル期の対処法>
産後のイライラ、ガルガル期を乗り切るにはストレスを減らすことが大切です。
① 休める時に休む
日中赤ちゃんが寝ている時にはつい家事をしたくなったり動いてしまいがちですが、産後1ヶ月頃までは特に一緒に横になり休むように心がけましょう。
② パートナーとよく話し合う
産後のイライラ・ガルガル期は特にパートナーの理解が重要と言われています。お互いの立場に立って考えられると、お互いに発する言葉や行動が変わってきます。よく話し合いをすることで、お互いの感情に気がつくことができます。お互いに自分の感情には蓋をせず、日頃から些細なことも話し合うようにしましょう。また、産後のイライラ、ガルガル期はパートナーにとっても辛い時期ですが、カラダの状態も完全にはよくない中育児が大変な状況のママさんに寄り添う、「一緒に育児をしよう」という気持ちを持つことが大切です。
③ 家族や友達に頼りましょう
産後すぐは外出もできず、家で過ごすことが多いので一日大人と話をすることなく終わってしまうことも多々あります。不安に思っている気持ちや大変なことの話を聞いてもらうだけでもスッキリとしますので、家族や友達に相談をしてみることもオススメです。
④ イライラがひどい場合は専門機関へのご相談を
イライラがひどい場合や気持ちの落ち込みが激しい場合は産後うつの可能性もありますので、一度専門機関に相談をしてみましょう。
まとめ
産後のイライラ・ガルガル期は産後の多くのママさんに現れる症状です。「自分だけ何でこんなにイライラするんだろう・・・」と不安に思わないで大丈夫です!今回紹介した対処法を参考にして、前向きに乗り越えましょう。また、ママの骨盤矯正では産後1ヶ月頃からご自宅に女性の先生が訪問し施術を行います。赤ちゃんはいつもと同じ環境で、ママさんは自宅での施術なので、よりリラックスして過ごしていただけます。出産経験のあるママも多数在籍していますので、安心して受けていただけます。産後の不調のご相談はもちろん、施術の間の世間話でリフレッシュが出来たと嬉しいお声を頂戴することもあります。産後のカラダの不調が改善すると心も軽くなり余裕ができることもあります。出産を終えられたら、ぜひ一度ご相談ください。