最近、肩はいつも辛いけど特に二の腕の辺りが痛いです。というママさんのお声をたくさん頂きます。出産前にはなかった二の腕の違和感、張り感、痛み。
それらは抱っこによるものが多く考えられますが、抱っこは骨盤の歪みにも影響があります。ここでは抱っこと二の腕痛の関係性、骨盤の歪み、またなぜ痛くなるのか、どうしたら改善できるのか、腕の筋肉構造や育児中の動作・日常の動作などから多くみられる原因と改善方法をご紹介したいと思います。
二の腕とはどこの部分?
上腕とも呼ばれる二の腕は、肩から肘までの部位のことをいいます。二の腕を構成する筋肉には、前側にあり肘を曲げる働きをする上腕二頭筋と、後ろ側にあり肘を伸ばす筋肉、上腕三頭筋があります。この2つの筋肉はお互いに相反する動きをする拮抗筋です。
この2つの筋肉のうち、前側にあり肘を曲げる働きをする上腕二頭筋がたくさん使われ、妊娠期には感じなかった倦怠感や痛みの症状が出てきやすいのです。
出産後二の腕に関わる育児中の動作と原因について
抱っこをする姿勢は、肘を曲げ、腕から脇を大きく開ける。そして、たった1本の腕で主に抱え、更には上部へ持ち上げるという。まるで筋肉トレーニングを毎日やっている事と同じ労力がかかっているのです。さらに毎日の家事で包丁を使った作業やフライパンなどを振る動作、掃除機を使っての掃除なども腕や肘への負担がかかり腕への痛みを作る原因にもなります。
抱っこをする際の骨盤への影響は?
赤ちゃんを抱っこする時、無意識のうちに片側の腕を主に使いがちです。これが続くと、体の片側に過度な負担がかかり、骨盤を含む体のバランスが崩れます。出産後のママは骨盤がまだ安定していないため、このような片側の姿勢による影響を受けやすく、骨盤の歪みが生じやすくなります。
抱っこによる二の腕の痛みの緩和方法について
脇をしっかりと閉めて腕全体で抱き抱える
体幹から出ている手や足を体から離した状態を作ると体の中心がフラフラします。逆に体にしっかりと手や足を着ける事により中心ができて体幹が安定しますよね。このように考えると赤ちゃんを抱っこしている時に1本の腕が体幹に着く=脇をしっかりと閉めて抱くと赤ちゃんの体重が腕だけではなく体幹に伝わり腕だけへの荷重が分散され二の腕への痛みや辛さが軽減される事がわかるかと思います。
二の腕の痛みを緩和するストレッチ方法
これは二の腕のストレッチの他、腕や首の方向を少しずつ変える事で、肩周り、首、胸、鎖骨周囲をストレッチ方法です。また同時にお尻を下方向に押し出す事で腰、脇腹、ウエスト周囲にもストレッチすることができます。
腕を上に伸ばしたり、手を前に組んだりして背中から腕にかけて伸ばしましょう。最後に腕全体をクルッと回して、前に後ろに回せるところまで回してみましょう。数回前後の動きをするとだんだんと可動域がよくなります。ストレッチは脳内の意識と少しの動きの変化であらゆる体の部位が伸ばされていきます。頭と体を使って、少しずつ手や体の角度や位置を変えて自分だけに効くオリジナルのストレッチをしてみましょう。シェイプアップ効果にも抜群ですので、美ボディ作りとリラックスタイムに最適です。くれぐれもグイグイ引っ張る痛みのあるストレッチにならないようお気をつけくださいね。
最後に
ママの骨盤矯正は体に対する勉強や施術方法をたくさん学び、国家資格を取得した女性の先生たちが直接ご自宅をご訪問致します。 ご利用くださったママさんからは体の違和感がなくなりました!痛みがなくなり緩和しました!というお声をたくさん頂いております。骨盤の歪みをもどしたい!体のほぐし方がよくわからない、痛いストレッチしかできない、ストレッチが続かない。などなどご自身では痛みや違和感をなかなか取りきれずお悩みされていませんか?様々なお体の辛さや違和感から解放され美しいボディになられ、穏やかな育児の時間を過ごされますようママの骨盤矯正では同じ女性として施術のプロとしてママさん達のお手伝いをしています。 一つのお身体を是非ご一緒に作り上げましょう!