実は、産後のママのほとんどが「姿勢が悪い」ことを自覚しています。自分の不調は後回しで赤ちゃんのためにと無理をしてしまいがちです・・・。特に産後直ぐは慣れない赤ちゃんのお世話で、赤ちゃんに合わせて無理な姿勢を取ってしまいがちで、妊娠中・出産では不調が起きなかったのに産後1カ月を過ぎた辺りから腰痛や首・肩こり、膝痛が出てきたという話をよく聞きます。今回は、産後のママさんに多い姿勢と正しい姿勢についてお伝えします。
出産後のママの姿勢を悪くする要因とは?
・妊娠中の姿勢が残っている
・授乳姿勢
・日々の抱っこ
・添い乳
・長時間の抱っこ紐の使用等・・・
そもそも正しい姿勢ってどんな感じ?
正しい姿勢と言われると真っ先に胸を張るイメージが浮かぶと思います。ですが、これだと反り腰になってしまいがちで正しい姿勢とは言えません。
正しい姿勢、理想的な姿勢は真横から見たときに耳・肩・大転子(股関節の出っ張っているところ)・くるぶしの少し前が一直線になっている状態を指します。(正常型)
正しい姿勢のチェック方法
両足を肩幅に開いて、かかとを壁につけて立ちます。後頭部・肩甲骨・お尻が壁につき、腰の後ろに手が入る程度の隙間が空いていればOKです。壁から離れている部分がないか、確認してください。※ 痛みやしびれが出たときは、それ以上続けないようにしてください。
いかがでしたでしょうか?産後直ぐの方は壁にかかとをつけて立つだけでも大変なのではないでしょうか?肩甲骨や頭が壁に付かなかったり、腰の後ろのスペースが広く空き過ぎていたり、中には前に倒れそうになるなんてこともあるかもしれません。これは、前重心になっている状態です。(重心がつま先側になっている状態)前重心だと膝や太ももに負担が強くかかっているかもしれません・・・。
産後のママさんに多い姿勢は「骨盤前傾型」
産後ママさんの骨盤前傾は妊娠中の姿勢の影響を受けています。この骨盤前傾型は特に反り腰を引き起こしやすく、腰痛や膝痛の原因となっています。
まとめ
無理な姿勢を取り続けるとお体のさらなる歪みに繋がりますので、意識して過ごしましょう。産後のご不調を放っておくと後々痛みが出てきてしまいます。
産後のケアは国家資格を持った産後のプロにお任せください!弊社では、ご不調の根本的な解決のお手伝いをしておりますので、ぜひ一度ご相談ください。