赤ちゃん抱っこで首が痛い 原因と対処方法とは

出産後お子さんを抱っこする生活が続き、首が痛いというママさんのお声をたくさん耳にします。

産後の首の痛みの原因は?

産後の首の痛みの原因として考えられるのは、妊娠時に骨格の歪みが出ることにより姿勢の悪化から痛みにつながる場合や育児中の姿勢や授乳中の姿勢により首や肩の筋肉に過度な筋緊張が現れ痛みとして出てしまうことがあります。

 

まとめると、産後の首の症状が多い理由としては骨格の歪みや姿勢の悪化が原因で筋肉のバランスが崩れ痛みにつながることが多いのです。今回はその中でも最も多い抱っこでの首の痛さについてお話ししたいと思います。抱っこをしていると首が痛くなる原因はいくつか考えられます。

 

 

主な原因とは

原因 ① 姿勢の悪さ

抱っこをする際に不自然な姿勢を取ることで首に負担がかかることがあります。

 

原因 ② 荷重のかかり方

赤ちゃんや小さい子供を抱っこする際に、体重のかかる位置が首に影響を与えることがあります。

 

原因 ③ 力の不均衡

首や肩の筋肉が弱いと、支えきれずに痛みが出ることがあります。

 

原因 ④ 疲労やストレス

長時間抱っこしていると、筋肉が疲れやすくなります。

 

原因 ⑤ 寝姿勢や携帯

日常生活での姿勢が首に影響を与えることもあります。

 

 

お勧めの対策とは

 

対策 ①  正しい抱っこの仕方

赤ちゃんを軽く体に寄せ、背中を支えるように抱っこします。 必要に応じてサポート用のスリングや抱っこ紐を使うと負担が軽減できます。

 

対策②  定期的な休憩

長時間抱っこする場合は、定期的に休憩を取り、両手を使って支えられる位置に置くよう心がけましょう。

 

対策③ ストレッチとエクササイズ

首や肩のストレッチを行い、筋肉をほぐすことが効果的です。 首や肩を強化するエクササイズも良いでしょう。

 

対策④ 姿勢の改善

日常生活での姿勢に注意し、特に携帯やデスクワーク中は適切な高さの椅子やモニター、携帯の高さや目線に気をつけてみましょう。

 

対策⑤ 温める

痛む部分を温めることで血行を促進し、痛みを和らげることができます。

 

 

おすすめのエクササイズのご紹介

1.首のストレッチ

椅子に座り、背筋を伸ばします。右耳を右肩に近づけるように首を倒します。この状態で15~30秒キープし、反対側も同様に行います。

 

2.肩のロール

立つか座った状態で、肩を前に回し、次に後ろに回します。これを10回繰り返します。肩を上げたときは耳に近づけ、下げたときはリラックスさせます。

 

3.背中のストレッチ

両手を前に伸ばし、指先を組みます。手を前に伸ばしながら、背中を丸めます。この状態で15~30秒キープします。

 

4.胸のストレッチ

腕を横に広げ、手のひらを上に向けます。胸を前に突き出しながら、肩甲骨を引き寄せるようにします。この状態で15~30秒キープします。

 

5.姿勢改善エクササイズ

壁に背をつけて立ち、かかと、お尻、肩、後頭部を壁につけます。この姿勢を数秒維持し、ゆっくりとリラックスします。これを数回繰り返します。

※注意点 エクササイズを行う際は、無理をせず自分のペースで行ってください。

 

最後に

産後の体は変化が大きいため、焦らずゆっくりと身体を整えていきましょう。 自分に合った方法で無理なく行うことが大切です。お子様との時間を楽しみながら、少しずつ体をいたわってあげてくださいね。産後のダメージを負ったお体には産後のケアとそれと並行して疲れにくいお体づくりが必要です。妊娠中に筋力が落ちてしまっていますので、少しずつ回復させていきましょうね!産後の不調は私たちプロにご相談してくださいね!