最近、出産後便秘が続いてなかなかお腹の調子がよくならないと悩まれているママさんのお声をたくさん頂きます。今回は産後の便秘と骨盤のゆがみの関係、便秘改善方法についてお話していきたいと思います。
産後の便秘と骨盤の関係とは
骨盤は、締まっている状態が正常なのですが出産により骨盤が開いてしまいます。 開くことにより、骨盤の中に収まっている子宮や腸などが重力によって落ちてきてしまいます。 この状態を放っておくことにより産後、便秘の症状が出現してきてしまいます。
骨盤のゆがみで便秘になる?
産後骨盤がゆがむと腸が引っ張られ硬くなります。硬くなることで腸全体の蠕動運動が活動しにくくなる為、産後特に便秘になりやすくなります。また腸間膜という薄い膜で腸と骨盤がついているためにこのような現象がおこるのです。
便秘になる原因に腹筋や骨盤底筋などの筋力低下と運動不足などの原因などもあげられます。排便時に無意識に骨盤底筋を締めることで、直腸と肛門がまっすぐになり、便はスムーズに排出できます。骨盤底筋をゆるめたり締めたりする機能の改善は、便秘の改善につながります。今回は特にこの骨盤底筋と便秘の関わりに焦点をあててエクササイズによる改善方法をご紹介します。
骨盤底筋エクササイズ
骨盤底筋エクササイズ:椅子バージョン
1.背中と椅子の間に硬めの座布団や円座をいれ骨盤から背中がしっかりと伸びる様に座る。
2.太ももの内側に丸めたバスタオルや硬めのクッションをはさむ。
3.肛門・膣・尿道をギュッとしめて10秒間キープする。
4.キツイズボンをはくように下腹部に最大限力をいれる。
骨盤底筋エクササイズ:立ちバージョン
1.左右の足の内側をピッタリとつけて立つ(爪先から踵まで)
2.左右の両膝を内側に付けるようにする。
3.お尻をギュッとキツく締める。
4.肛門・膣・尿道を締める→緩めるを繰り返す。
骨盤底筋エクササイズ:床バージョン お尻歩き
1.足を前に伸ばし長座になる。
2.骨盤が倒れないように背筋を伸ばす。
3.座っているときの角度は90°
4.お尻の力で前に進みながら腕を軽く振る。
上記のような骨盤エクササイズをする事により、便秘解消の効果が期待できます。骨盤は大きな骨で、その中には膀胱、子宮、腸などの大切な臓器があります。骨盤を動かしたり、骨盤にまつわる筋肉を縮めたり緩めたりして骨盤内にある臓器に刺激を与え、腸の働きを活発化していきます。
骨盤がゆがむ内面的な影響とは?
1.便秘
2.腰痛
3.生理痛の悪化
4.むくみ
5.睡眠の質の低下
6.ホルモンバランスの崩れ
骨盤がゆがむ外見的な影響とは?
1.太ももが張る
2.おしりが大きくなる
3.О脚になる
4.X脚になる
5.ぽっこりお腹になる
6.肌荒れ
このように便秘の他、骨盤がゆがんでしまうことで様々な悪影響が挙げられます。
最後に
ママの骨盤矯正では上記様々な症状を改善し、お体の違和感、お辛さから解放されママさん達の美しいボディへのお導きと穏やかな育児の時間を過ごされますようお手伝いさせて頂いております。ご利用くださったママさんからは体の違和感がなくなりました!痛みがなくなり緩和しました!体を動かしやすくなりました!というお声をたくさん頂いております。骨盤のゆがみをもどしたい!便秘を改善したい!痛いストレッチしかできない!簡単なエクササイズを知りたい!などなどご自身では違和感や痛みをなかなか取りきれなかったり体が改善される様々な方法がわからなかったりと悩まれていませんか?この機会に是非一つのお身体をご一緒に作り上げいきましょう!